石油 起源


HOME>石油の起源

石油の起源について

石油が、この地球上にいつから、どのような過程で埋蔵されてきているのか、その起源については、いくつか説があって、まだはっきりとは解明されていません。

石油の起源の、生物由来説(有機成因論)が、現在の学説の主流となっています。
地球史上の百万年以上の長期間にわたって厚い土砂の堆積層に埋没した生物の遺骸が、高温と高圧によって油母という物質に変わり、次いで液体やガスの炭化水素へと変化したという説です。これが岩盤内の隙間を移動し、貯留層と呼ばれる多孔質岩石に捕捉されて、油田を形成したということになっています。
この生物由来説から、石油は石炭とともに化石燃料とも呼ばれます。

したがって、石油は使いすぎてしまえば、やがては地球から枯渇することになります。

それに対して石油「無機」由来説は、旧東側諸国では従来から定説とされていた学説です。
無機成因論の根拠としては「地域上の石油の地域分布が生物の分布と明らかに異なる」「化石燃料では考えられないほどの超深度から原油が発見される」「石油の組成が多くの地域でほぼ同一である」「ヘリウム、ウラン、水銀、ガリウム、ゲルマニウムなど、生物起源では説明できない成分が含まれている」などが根拠に挙げられています。
この無機由来説によれば、一度涸れた油井もしばらく放置すると再び原油産出が可能となる現象があることを説明することができます。また超深度さえ掘削できれば、日本はもちろん世界中どこでも石油を採掘できる可能性があることになり、膨大な量の石油が消費されたとしても、掘削技術の問題さえ解決されれば枯渇する危険性は永遠にないということになります。

また、有機成因論とも無機成因論とも異なる第三の説として、石油分解菌説もあります。
日本の油田から採取した石油分解菌が、通常状態では石油を分解する能力を持ちながら、 石油も酸素もない環境におかれると、細胞内に逆に原油を作り出すことができたという実験結果があります。
この研究が進めば、将来的には石油醸造プラントでの有機的な石油の生成が可能になるとも言われています。

石油が、消費されて枯渇する前に、再生産できるという可能性も、理論上、けしてないわけではないのです。

topback



Copyright© 2010 All Rights Reserved.

当ホームページの情報を利用して起きたトラブルに関して当サイトは一切の責任、保証を負いません。自己責任にてお願いいたします。
当ホームページは個人が運営している非商用サイトです。