石油 歴史


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石油生産の世界の近代までの歴史

地下から湧いてくる燃える水=石油の存在は、古代から世界各地で知られていました。
天然生産地では、古代から燃料や照明に用いられたという記録は残っています。
17世紀にルーマニア産の石油が、広く西欧で灯油用に用いられており、品質の点で他の油より良いとされていました。しかし、現代とは比較にならないほど使用量は少なかったようです。

1859年にペンシルベニア州タイタスビルの近くのオイル・クリークで採掘が始められたのが世界最初と言われています。
しかし、別のところでもっと早くあったとする説もあります。
19世紀後半には、アメリカ合衆国、ルーマニア、ロシアのコーカサス地方が世界の主な石油の産地で、しだいに大規模生産の時代に入ってきました。

1863年、ジョン・D・ロックフェラーが、オハイオ州クリーブランドで石油精製業に乗り出し、1870年にはスタンダード石油を設立しました。

ガソリンを使用する内燃機関を積んだ自動車の開発と発達によって、需要は拡大します。
スタンダード石油は、事業統合を重ね、1884年には、アメリカ合衆国全体の石油精製能力の77%、石油販売シェアは80-85%に達する、独占的なシェアを占める会社になりました。しかしながら、あまりに巨大化したために、1890年に成立したシャーマン反トラスト法により、同社は解体されます。

ただし、消滅したわけではなく、分割されただけで、スタンダード石油が前身となって、近代までを主導した、エクソンモービル、シェブロンなどの旧7大メジャー石油生産会社の体制ができあがりました。

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