石油 可能採屈量


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石油の可能採屈量は需要で変動します

現時点で予測される世界の需要量に見合っての地球全体での石油の「供給可能量」、つまりは石油の地球埋蔵可採量に対して、いつまで石油の使用が可能なのかという予測を、数値で算定することは困難な問題があります。
石油需要量も、産出量に関しても、その時々の世界の経済状況によって大きく左右されており、決して単純な自然科学的な根拠に基づいて計算されることはできないからです。

20世紀末からの世界の石油可採量が飛躍的に増大した理由には、原油価格の上昇と技術の向上がありました。
1973年の第一次石油危機の時には、多くの石油専門家がマスコミに登場して「あと30年で石油は枯渇する」という予見も現れましたが、2005年の段階でも「現在発見されている油田可採埋蔵量だけでも現在の消費量で割ればあと40年は供給できる」とされたように、可採量は毎年増大しているのです。
また、消費量も景気動向や様々な要因で、大きく変動するからです。

石油の可採年数 (R/P) とは、ある年度において埋蔵が確認されている石油のうち、その時点での技術で採掘可能な埋蔵量(R) を、その年度の実際の生産量 (P) で割った値です。
ただし、この値の意味を誤って解釈し、「石油は後何年でなくなる」などと安易に断定することも危険です。
例えばBP統計によれば、1970年の可採年数は約35年であったが、2005年に石油が枯渇したという事実はありませんでした。
2007年度末に、算出された可採年数は41.6年ということになっています。

いたずらに危機感を煽ることは危険ですし、今にも限界点に直面しているとはいえませんが、やがては必至な問題として、グローバルな解決策が求められているということはいえます。

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